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『アガルタ通信』

『アガルタ通信』

例会は楽し!

札幌ジャズ・パルスの例会は月1回、たしか第2土曜日とかで、当時の例会場所『デイ・バイ・デイ』の営業時間の前2時間程を使わせてもらっていたと思う。店のアルティックのスピーカーを大音量で鳴らせてもらい色々なジャズを聴くのはチョッと特別な感じがしていいもんだった。しかも酒が飲み放題だったし、ちょっとしたおつまみも出してくれていた。例会は担当者が1時間の枠を自由に使って『どんなことをしてもよい』と言う事だったが、会員は大人だったので『とんでもないこと』をする者は一人もいなかった(当たり前か)。普通は自分のお気に入りのアルバムをかけたり、新譜を持ってきたりするのだが,それだけでも相当のレコードを聴くことになるので、とても刺激になった。当然『サキソフォン・コロッサス』なんてかかるハズもないので(笑)こちも例会の担当になったら気合が入り、『レコ・レコ』『シスコ』等でエサ箱漁りをしているとSJPのY氏やI氏にバッタリなんて事がよくあった。俺が一番最初の例会担当になったときのテーマは『どこかで聴いてすぐに購入したレコード』という、今、思うと(なんだ?)みたいなテーマで、ソニー・クリスやドルフィーに混ぜて『スパイク・ジョーンズ』をかけた。これは『ムーン・ライダース』の深夜放送で『熊蜂の飛行』がかかり、深夜に、のた打ち回った事があり、ホントにすぐ翌日にレコード店に行き注文したものだが、例会当日は大爆笑は起こらず、苦笑に近かったのでガッカリした。まあ浪人の時の感性と30過ぎの感性は違うからねえ。でも、それにもメゲズにこの後色々なテーマで例会を楽しんだ。ところが飲み放題ということもあって、若干飲みすぎる時もあり、これまた色々な失敗をやらかす事になる。SJPでは一時『ウォッカの濱』と呼ばれていた事があった。まあ、この話は別の機会に書く。


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